第7階層からの眺め
第七階層からの眺めという本を読みました。
Amazonのレビューには
>>ストーリーが分岐するゲームブック形式や、スタートレックへのオマージュ(パロディ?)にチェーホフのモチーフを重ね合わせた作品など、多様な手法の短編が盛り込まれています。
ただ、作品としての完成度や魅力が高いのは、必ずしもこういった手法的にいかにも新しい作品でなく、むしろ伝統的な文学という香りの強い作品のほうでした。
と書かれております。とにかく奇妙ですが、とにかくカッコイイ!
抜群に面白いです。短編ということもありスタイリッシュでもありますし、この物語たちに吸い込まれていきます。
ゲームブック形式の本が小説のあり方を考えられました。ネタバレなのですが結末はすべて1つに収束するのですが、ページを飛ばすことのワクワク感たらたまらないです。
この本はSFと言われればSFですし、そうじゃないと言われればそうじゃない。
枠にとらわれることのないジャンルの1冊になっていますね!
短編作家が気になる方はおすすめです!